戸建2階の水回り、在来工法のお風呂からユニットバスへのリフォーム他のご紹介です。
特に今回、お風呂のリフォームについてはイレギュラーな工事が追加となりました。似たようなパターンでの在来工法のお風呂のリフォームをご検討されているお客様のご参考になればと思います。
リフォームデータ
- 物件:戸建 2階
- 場所:東京都
- 内容:部分リフォーム(お風呂・洗面台・トイレ他)
- 費用:約147万円(商品+工事費-おまとめ割引)税別
※2階への搬出入費用(通常1階の場合よりプラスになります)とトイレのドアのリフォーム分が総費用に追加されています。
お風呂(ユニットバス)
お風呂は在来工法からユニットバスへのリフォームです。
今回の現場は、浴室内に柱型(壁の一部を柱状に突出させたもの)のある在来工法の浴室でした。このため、ご提案させていただいたのは2つのプラン。
- 現状のままユニットバスを設置するならタカラスタンダード。ただし、浴槽サイズが既存より小さくなってしまうデメリットあります。※他メーカー設置不可
- 居室側・脱衣所側の2面の間仕切りを移動(現状の壁を壊して再度壁を造作)すれば、どこのメーカーのユニットバスでも設置可能。ただし、各部屋が少し狭くなるのと、壁の解体・造作工事が必要なため、工事費が上乗せになります。
いったん両プランでお見積りを取らせていただいたところ、総費用的にも2番目のプラン(間仕切り壁移動)のほうが良いということで、リフォーム工事を承りました。
解体する壁が2面ともコンクリートブロックだったため、通常より工事費用も工期もプラスになりましたが、今回このように工事をしてしまえば、今後またお風呂をリフォームをする時には楽になります。
壁を移動して、1616サイズ(1坪)のユニットバスが設置可能となりました。
旧:お風呂とは対照的なデザインの「ミナモ浴槽」です。やわらかく丸みのある形状の浴槽は、お湯につかった時、肩やひざまわりにゆとりができます。
また洗い場側の「ふち」がつかみやすい形状になっているので、浴槽の出入りや浴槽内での立ち座りの時にも、しっかりつかんで体を支えることができますね。
アライズZタイプは保温浴槽(サーモバスS)が標準装備。お風呂の蓋も保温効果の高い構造で厚みのある2枚タイプですが、このように専用フック3点で壁面に立てかければ入浴時・お掃除の時もじゃまにはなりません。
一般的な現場では必要のないイレギュラーな工事の追加もありましたが、お風呂のリフォーム費用はメーカー商品価格:957,100円のところ、商品+工事費(在来工法からユニットバスへの交換・壁解体/造作工事 他含む):約905,000円(税別)でした。
洗面台
お風呂との間仕切り壁を移動したことで少し狭くなりましたが、洗面台は十分な広さ(幅900mm)があります。
ミラーキャビネット(鏡裏の収納)と下部の引き出しで収納スペースを確保し、スッキリとした感じに仕上がりました。
洗面台のみのリフォーム費用はメーカー商品価格:262,100円のところ、商品+工事費(洗面台交換・フロアタイル工事含む):約185,000円(税別)でした。
トイレ
汚れが落ちやすいアクアセラミックとフチレスの本体に加え、プラズマクラスターイオン(シャープ)による除菌・消臭の効果でキレイが長続き。お掃除が楽になります。
トイレのみのリフォーム費用はメーカー商品価格:376,700円のところ、商品+工事費(トイレ交換・フロアタイル工事含む):約269,000円(税別)でした。
設備データ
- お風呂:LIXIL アライズ Zタイプ 1616
- 洗面台:LIXIL ピアラ 幅900
- トイレ:LIXIL プレアス LSタイプ リトイレ